入力部分にも小型化の限界
大型画面で画質も素晴らしい、しかも値段がベラボウには高くないフラットディスプレーとなると……。
当分は無理のように思えますが、技術者には何とか頑張ってもらいたいものです。
音を聞かせ、目に画像を見せてくれるのは、情報の出力機器です。
出力機器は決して軽薄短小が良いわけではないことはすでに見てきた通りですが、同様の問題は入力機器にもあります。
電卓も軽薄短小の申し子のようなものであり、ついに電子ウォッチの中にまで入ってしまいました。
ゴマ粒ほどのテンキーのついた電卓が市販されたのは、20年ほども前でしょうか。
ですが、よく売れたという話は聞かず、一部の物好きな人が買っただけでしょう。
鉛筆やボールペンの先でゴマ粒をつっつくなどは、当時、どう考えても、親しめる入力手段ではありませんでした。
人間が手を使い、指を使って入力する限り、それに適した大きさがあるはずです。
一方、「薄」の方もどこまでも進んでいって、13年ほど前に0・8ミリのカード電卓が生まれました。