テレビの歴史
今では大きな画面、きれいながしつにもはや全く興奮などはせず、周囲の風景の中の一つの情景として、見るともなく見ています。
なお、こうした超大型ディスプレーを最初に開発したのは、三菱電機です。
当時、3色のブラウン管を何万本も並べた「オーロラビジョン」で、野球場などに設置されていました。
三菱電機は、大きいのがお好きのようです。
一方、ソニーといえば、有名なトランジスタラジオ、マイクロテレビの開発があり、古くから軽薄短小を率先してやってきた会社です。
ところが、ソニーといえば軽薄短小というイメージに反発して、科学万博ではひとつでっかいものを作ってやろうというのが、ジャンボトロン誕生の契機になったというから面白いですよね。
当時から、テレビはやはり重厚長大がいいかというと、そうでもないという意見がありました。
ジャンボトロンは360トンもある巨大構造物であり、そこらのビルの壁に設置するのは容易でないのです。
37インチ、40インチのテレビは整理ダンスほどの大きさになり、小さな部屋に鎮座ましますと、狭い部屋が一層狭くなります。
そこで理想的なのが、薄い板のようなフラットディスプレーです。
これだと画面を大きくしても、重厚にならずに済みます。
つまり軽薄長大が可能なので、当時から壁かけテレビに期待を持たれていたのです。